2-2 2) 細胞膜を構成する代表的な分子










細胞膜の脂質二重層を構成する代表的な分子は
リン脂質、糖脂質、コレステロールです。



リン脂質は構造中にリン酸エステル部位をもつ脂質のことです。
リン脂質は、大きくグリセロリン脂質と、スフィンゴリン脂質に分類されます。


グリセロリン脂質は、グリセリンを骨格にもちます。
グリセリンは、炭素3つに、それぞれOHがついた構造をしています。


スフィンゴリン脂質は、スフィンゴシンを骨格にもちます。
脂質ラフトと呼ばれる、細胞膜の小さな機能単位(ドメイン)において多く存在します。


スフィンゴシンは
グリセリンの1つの炭素上の H が長鎖脂肪酸に
1つの炭素上の OH が NH2 に置き換わった構造をしています。
グリセリン、スフィンゴシンの構造は以下のとおりです。
上の構造がグリセリン、下の構造がスフィンゴシンの構造です。


糖脂質とは、糖を結合した脂質です。
細胞膜表面においてこの糖鎖は、細胞認識の標識として機能しています。



コレステロールは、ステロイドの一種です。
ステロイドの構造と炭素の番号は以下のようになります。

(参考:衛生薬学まとめました(1) 1-1 2) 各栄養素の消化・吸収・代謝







コレステロールは膜の流動性を調節しています。
多いほど膜と相互作用して流動性は小さくなります。