2-4 1) 体細胞分裂の機構







細胞には
分裂期とそうでない時期があります。

分裂期のことは
分裂を意味する mitosis の頭文字をとって
M 期と呼びます。

分裂期の前に DNA を複製する時期があり
合成を意味する synthesis の頭文字をとって
S 期と呼びます。



M 期とS 期の間(gap)を G1 期
S 期と M 期の間を G2 期と呼びます。
細胞分裂を全くおこなっていない時期を G0 期と呼びます。
この周期を細胞周期と呼びます。
イメージが下図になります。

G1 期から S 期へ移行する際
及び G2 期から M 期へ移行する際に
次の段階へ行って良いかチェックが入ります。
すなわち、栄養状態などをモニターし
細胞分裂に適切な環境かをチェックします。



体細胞分裂は
分裂前期、中期、後期、終期に分類されます。


分裂前期では
核膜が消失し、染色体が出現します。
(要は分裂のためにクロマチンがぎゅっと凝集します。
クロマチンが凝集したものが染色体です。
クロマチンの実体は
DNA とヒストンという塩基性タンパク質の複合体です。)


分裂中期では
細胞の赤道面(ど真ん中)に、染色体が並びます。


分裂後期では
染色体が両端に引っ張られ2つに別れます。


分裂終期では
凝集していた染色体が緩んでクロマチンとなります。