4) 基礎代謝量、呼吸商、エネルギー所要量








基礎代謝量とは、快適な環境において、空腹で安静にしている時のエネルギー代謝量のことです。
いいかえると、生きていくのに必要な最小のエネルギー代謝量です。
早朝空腹時の安静仰臥位(静かに寝ている状態)で測定されます。


基礎代謝量は、基礎代謝基準値と呼ばれる体重あたりの値×体重で求められます。
基礎代謝量は、男女とも10代で最大となります。(男性では15~17歳、女性では12~14歳です。)
又、基礎代謝基準値は、男女とも1~2歳で最大値を示します。


呼吸商とは、(排出されたCO
2量)/(体内に取り入れられたO量)
のことです。これは、エネルギー源として、炭水化物、タンパク質、脂肪をどのような割合で用いているかを知ることができる値です。

炭水化物のみをエネルギー源としていたら、呼吸商は1になります。
タンパク質のみをエネルギー源としていたら、呼吸商は0.8になります。
脂肪のみをエネルギー源としていたら、呼吸商は0.7になります。


エネルギー所要量とは、1日当たりに必要なエネルギーの量のことです。
基礎代謝量に、身体活動レベルの指数を乗じて示されます。
身体活動レベルというのは、大まかに分類した、日々の忙しさのことで、I ~ III まであります。
I なら 1.50 , II なら 1.75 , III なら 2.00 を基礎代謝量に掛けることでエネルギー所要量を計算することが出きます。