5) 人口の将来予測に関する指標








人口の将来予測に関する指標として
重要な指標は再生産率です。

再生産率とは、簡単にいえば女の子がどれくらい生まれているかを示す率です。
よく用いられる再生産率は3種類あります。


1つめは、合計特殊出生率です。

合計特殊出生率とは
1人の女性が一生の間に産む平均子供数です。

子供数なので、男女共に含まれているのがこの指標の特徴です。
この指標が2.1を超えていると
次世代の人口が増加することになります。
丁度2でないのは、小さい時になくなってしまう子もいるためです。

2009年における日本の合計特殊出生率は、1.37です。


2つめは総再生産率です。
総再生産率とは
1人の女性が一生の間に産む平均女児数です。

1人(1.0)を上回ると、次世代の人口は増加することになります。
(ただし、合計特殊出生率の所でも述べたように
小さい時になくなってしまう子もいるのだが
その点をこの指標は考慮していません。)

2008年における日本の総再生産率は0.67です。


3つめは純再生産率です。
これは、母親の世代になるまでの死亡率を考慮した再生産率です。
日本では母親の世代になるまでの死亡率がかなり低いため
あまり総再生産率と純再生産率に違いは見られません。

2008年における日本の純再生産率は0.66です。