8) 肝初回通過効果


肝初回通過効果とは
薬物が体循環に入る前に
代謝を受けることです。

具体的には
経口で投与された薬物は

消化管吸収を経て、門脈という
肝臓へダイレクトに
つながっている血管を通り
肝臓へ運ばれます。

そこで代謝を受けた後
循環血へ運ばれて、全身へと分布します。
この、循環血に入る前の代謝のことを
肝初回通過効果と呼びます。


肝初回通過効果が著しい薬物として
リドカイン、ニトログリセリンなどが
知られています。


初回通過効果を
避けるための剤形として
リドカインは静注で
ニトログリセリンは舌下で
用いられます。



前の項目へ      目次へ      次の項目へ