4) 胆汁中排泄


肝臓、及び胆のうについて

生化まとめました(1) 1-7 2)

(肝臓、脾臓、胆のうの機能と構造)

を前提とします。




一部の薬物 及び その代謝物は

胆汁中に排泄されます。


この際、薬物は

胆管上皮細胞を、濃度勾配に逆らい移動します。


つまり、能動輸送により

胆汁排泄が行われます。

※「胆汁排泄は、主に単純拡散で行われる」
みたいな記述は、誤りである、ということです。


胆汁排泄が行われやすい薬物の性質として

分子量が大きい (300 ~ 500 以上が目安) ことが

知られています。


また、グルクロン酸抱合された薬物は

胆汁排泄が促進される傾向にあります。



胆汁に排泄された薬物は

大きく2通りのコースを辿ります。


1つは、糞便中へ排泄されるコースです。

もう1つは、腸肝循環コース(次節で解説)です。



以上です。





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