2) 薬効に起因する相互作用


薬効に起因する相互作用とは

薬物の血中濃度は変わらないが

併用薬により影響を受けるような

相互作用のことです。


「薬力学的相互作用」と

呼ばれることもあります。



例を以下にいくつかあげますが

それぞれの薬の

作用機序から考えれば当然のものもあれば

相互作用の機序が不明なものもあります。


添付文書などを参考にしつつ

少しずつ身につけていくとよいと思います。



「ジギタリス製剤+チアジド/ループ利尿薬」


利尿薬で低 K 血症が引き起こされ

その影響で、ジギタリスの薬効が増強されて

ジギタリス中毒を誘発することがあります。



「アミノグリコシド系抗生物質+ループ利尿薬」

アミノグリコシド系抗生物質の副作用である

聴力障害を増強させることがあります。



「小柴胡湯+インターフェロン」です。

これらの併用は

間質性肺炎を引き起こすことがあります。




以上です。




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