12) 連続投与における血中濃度計算


連続投与とは

「繰り返し静脈投与」や

「持続静脈注射」や

「1日3回 錠剤経口投与」などのことです。


静脈投与であれ、経口投与であれ

繰り返し、一定間隔で薬物を投与すると

薬物濃度が安定します。

これを「定常状態」に達する、といいます。


定常状態では

投与する薬物量と

次の投与までの薬物消失量が

等しくなっています。



試験対策として

即座に思い出したいのは


定常状態の

平均薬物血中濃度を 「定常平均C」 とした時

全身 CL 、投与間隔 τ 、毎回の投与量を D として


※※重要※※

『定常平均 C = (D/τ) / 全身CL』 

という関係です。



また、連続投与に関連して

経験的によく知られているのは以下の 2 つです。


・持続静注すると

半減期の4倍ぐらいで、大体定常状態になる。


・半減期=投与間隔にして静注すると

4~5回でほぼ定常状態になる。

(理論的に完全に安定する状態に対し

約95% ぐらいになったら、ほぼ定常状態とみなす。)




以上です。




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