3) 薬物血中濃度の代表的な測定法


代表的な測定法は

免疫学的測定法です。

測定する薬物に対応するキットがあります。


キットの存在しない薬物に対しては

HPLC などによる分離分析が用いられます。



【採血時の注意】

TDM では

一般的に「次回投与直前」(トラフ)に

静脈投与中の場合は

「薬剤投与側と反対側」から

採血を行います。


※採血をどの時点で、何点取るか

薬物投与後どの時点が重要か

日々変わっていきます。

薬剤にあった、最新の情報を確認するよう

気をつけてください。



ほとんどの薬物は

採血して、血清あるいは血漿を使いますが


「シクロスポリン」及び

「タクロリムス」は

試料として、全血を使います。



【TDM の結果に関する注意】

TDM の結果

通常、血中タンパク質との結合形と

遊離形をあわせた「総薬物濃度」が測定されます。


そのため、タンパク結合率により

測定結果の意味が異なることに

注意が必要です。



また

ジゴキシンを、免疫学的測定法で測定する場合は

「ジゴキシン様免疫反応陽性物質(DLIS)」による

測定値のずれ(高い値が出る)に注意が必要です。

※新生児、妊婦、腎障害時など。



以上です。




前の項目へ      目次へ      次の項目へ